参道にそびえる高さ15mの明神型の大鳥居。
境内には樹齢500年を超える木々で満ち溢れています。
川越氷川神社の歴史はとても古く、欽明天皇の御代に武蔵一宮である大宮氷川神社を分祠したことに始まったといわれています。
本殿をはじめとする建物は江戸の文化を今に伝える貴重な財産として、昭和31年埼玉県指定文化財に登録されています。
夫婦の神様を祀っていることから「縁結びの神」として信仰され、毎年多くのカップルが結婚式を挙げており、白無垢を着た花嫁さんを見ることもできます。 10月中旬にはこの神社の例大祭の付祭りである川越まつりが行われ、2月には交通安全・学業成就を祈願するお祓い式など、年間を通してさまざまな行事が行われています。 緑豊かな境内は参拝者のみならず、四季折々の彩を楽しむ市民の憩の場としても長く親しまれ続けています。
〜縁むすび風鈴〜
2017年から開催され話題となった夏季限定の祭事『縁むすび風鈴』。
テレビや新聞、web等で大々的に取り上げられ20万人以上の人々が来場、デートスポットとしても大変人気のお祭りです。
縁結びにご利益があると言われている川越氷川神社ならではのイベントですね。
境内には2000個以上の江戸風鈴が掛けられ、その数多の風鈴は全て手作りで作られているため色も形も、もちろん音も異なり、その一つ一つが奏でる音により幻想的な空間が生まれ、訪れた人々に心地よい癒しを与えてくれます。
境内には風鈴小路や竹毬風鈴など様々な形で掛けられた風鈴を見ることができますが、中でも圧巻なのが右の写真の〝風鈴回廊〟です。
トンネル状に風鈴が掛けられている場所があり、通る人々を心地よい音色で包み込んでくれます。風鈴には願い事を書いた木の短冊を結ぶことができ、音色と共に想いを届けることができます。
縁むすび風鈴の期間中は、風鈴以外にも〝恋はなび〟〝恋あかり〟〝光る川〟など様々な催し物もあります。
