◆時の鐘
情緒あふれる蔵造りの町並みに佇む「時の鐘」。
蔵造りの町並み「一番街」と同様に城下の頃の面影を残す建造物で、江戸時代から城下の町に時を告げ庶民に親しまれてきた鐘つき堂です。
今では川越のシンボルとなっており、多くの観光客が訪れます。
重なる火災で鐘楼や銅鐘が焼失したこともあり、江戸時代を通じて幾度となく建て替えられてきたそうで、現在建っているのは実は4代目。
明治26年に起きた川越大火直後に再建されたもので、暮らしに欠かせない「時」を告げる時計台はその当時、自らの店も再建していない川越の商人達によっていち早く建て直されたと言われています。